日本脳卒中協会 創立25周年記念誌
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1.個人努力事業から委員会が引き継いでホームページ(以下、HP)委員会が発足したのは2007年かと思います。それまで日本脳卒中協会本部からの情報発信はすべて専務理事であった中山博文先生が、診療所業務の合間をぬって、おひとりで様々な脳卒中協会の事業を進めてきたといっても過言ではありません。製薬会社の事業へのサポートが始まり、2007年から毎年5月の脳卒中週間前後の土曜日に都道府県の支部長が集まる会合が開かれるようになりました。そこでそれまで中山先生がおひとりで企画構築してきた日本脳卒中協会のHPの検討、更新、管理等に対して、ホームページ委員会を立ちあげて多くの人の意見を収集して充実させる目的で委員会活動が始まりました。2.HP委員会のメンバーと役割、システム化 当初のHP委員会には福岡県支部から私、東京支部から星野晴彦先生、秋田県支部から鈴木一夫先生、京都府支部から山本康正先生、それに中山博文先生も加わっていただいていました。当初の役割としては外部組織からの日本脳卒中協会へのリンク依頼に対する是非の判定、脳卒中データの中で患者・家族に役立つデータなど、HP掲載内容の検討が中心でした。2018年から中山先生の発案でHPのレイアウトを改変し、スマートフォンでも閲覧が可能な状態となりました。またHP委員にも交代や追加があり、SNSの発信に長けた方々、京都から山本先生と交代で永金義成先生、福井県支部から山村修先生、佐賀県支部から薬師寺祐介先生が加わり、その後大阪府支部から山上宏先生、東京支部から井口保之先生にメンバーに加わっていただいています。最近では各県支部の市民公開講座の本部HPでの紹介などもありますが、掲載基準を設けてスライド内容に関して著作権、肖像権、薬機法、企業プロモーションコードなどに抵触していないかを自己確認をして本部に申請し、一定期間(1ヵ月間)掲載するなど、HPの内容の評価と掲載方法について、システム化が行われています。3.新たなHP委員会へ 2022年5月の理事会・総会においてHP委員会のメンバーに医師以外の委員として脳卒中協会理事でもある医療ソーシャルワーカーの藤井由記代さんに加わっていただくことになりました。さらに中山先生の提案でHPのセキュリティ機能向上、第3者による傍受や改ざん予防策としてSSL(Secure Sockets Layer)対応に変更することが決まりました。今後はより患者家族、一般市民の目線で内容を充実し、みやすい、わかりやすい、興味深いHPへと発展するように、メンバー一同で委員会活動をいっそう活性化したいと考えています。ホームページ委員会委員長 岡田 靖ホームページ委員会

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