ファイザー株式会社三井住友海上あいおい生命保険株式会社営業教育企画部協同事業「ストップ! NO卒中プロジェクト」 この度は、日本脳卒中協会の創立25周年に際し、心よりお慶び申し上げます。 日本脳卒中協会と弊社の協同事業である「ストップ!NO卒中プロジェクト」におかれましては、アドバイザリーメンバーの先生方、日本脳卒中協会各支部の先生方には日頃より多大なるご指導やご支援を賜りまして心より感謝申し上げます。「脳卒中撲滅」を目標に掲げた本プロジェクトが今年で15周年を迎えることができましたことも、ひとえに先生方、関係者の方々のご支援の賜物でございます。 本プロジェクトでは毎年エリアエキスパート会議を開催し、その後各支部長/副支部長/エリアで脳卒中医療の中核を担う先生方と共に各エリアの課題やニーズに合わせた講演会を開催し、医療従事者向けに脳卒中撲滅メッセージを全国に力強く届けてまいりました。また、医師/一般市民/メディカルスタッフに向けた講演用スライドも作成しております。作成ならびに講演会にご支援頂き ました先生方にこの場を借りて感謝申し上げます。 さらに、一般市民向けの活動として3月の脈の日/心房細動週間のポスター配布、10月の脳卒中月間に合わせて啓発活動にも力をいれてまいりました。一般向け啓発資材である「脳卒中予防十カ条」と「脳卒中克服十カ条」は過去通算で約10万冊をリリースしており、全国の先生方の脳卒中診療にお役立ていただいていることを嬉しく思います。 2018年に脳卒中・循環器病対策基本法が法制化され、本プロジェクトの活動の重要性はますます高まると考えております。「誰もが脳卒中で苦しむことのない未来」を目指し、今後も全力を尽くしてまいりますので、引き続きご指導・ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。脳卒中プロジェクトと啓発活動 2010 年度から三井住友海上あいおい生命保険株式会社(以下、当社)は、日本脳卒中協会と協同事業として、脳卒中の病気・予防の知識等を広める、啓発活動に取り組んできました。当社では「脳卒中プロジェクト」と名付けて、一般市民向けの公開講座と社内向けのセミナー等を活動の核として開催してきました。 近年、疾病による入院期間の短期化が進む中、脳卒中は入院期間が長期化する可能性があり、介護原因や死因でも上位と、恐ろしい病気の一つです。人生100年時代において、この脳卒中の病気・予防の知識等を多くのお客さまに伝えることで「一人でも多くの命が救われ、後遺症で苦しむ人がなくなる社会」に貢献することは大切な使命と考えています。 当社のお客さま向け市民講座では、20歳代から60歳代の方を中心に講演を実施し、比較的若年層の方々に向けた啓発活動を実現しています。 これまでのセミナー受講者からは、「家族に突然片麻痺が起こった際に、迅速に救急車を呼び、すぐに治療を受けることができた」「初期症状を理解していただくため、様子見をせずに行動できた」等の感謝のお言葉をいただいています。多くの方の人生とご家族の生活を救う一助になり、本活動は市民の行動と救命にも繋がると確信しています。 また、当社社員・代理店向けには、脳卒中の恐ろしさに加えて、啓発活動の意義を伝えてきました。各種啓発ツール「脳卒中を知る小冊子」、「超図解!身近に潜む脳卒中・循環器病ポスター・チラシ」等を活用してお客さまに正しい情報をお届けしています。これからも保険代理店を通じて、多くのお客さまへ、脳卒中の予防と治療等に関する正しい知識の普及・啓発に努めてまいります。
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