日本脳卒中協会 創立25周年記念誌
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(50音順)アボットメディカルジャパン合同会社ストラクチュラルハート事業部 山本 麻由(図2)脳梗塞再発予防に関するWEBサイト(https://pfo-japan.com/)(図1)11月4日 全国開催WEBセミナー②患者さん及び一般の方向けの啓発活動  脳梗塞再発予防に関するWEBサイト(図2)、WEB広告、疾患啓発カード等を通じ2020年10月のリリース依頼、累計26万を超える方々に、脳梗塞治療や再発予防の重要性について情報を提供しました。 今後もより多くの患者さんおよび患者家族のみなさまに、安全な脳卒中再発予防の治療をお届けできるよう、啓発活動に取り組んで参ります。国内におけるエビデンスに基づいた治療啓発 アボットメディカルジャパン合同会社は、患者さんの人生に新たな未来を届けられる製品を提供することで、人々が健康で活力に満ちた人生を送るための支援を行っております。脳卒中の分野においては、2019年12月よりPFO閉鎖デバイス「AMPLATZERTMTM PFOオクルーダー(承認番号:30100BZX00024000)」の発売を開始しましたが、2022年12月現在では、販売開始後からおよそ3年が経過し、徐々に実施施設が拡大しています。 本年度の活動としては、主に医療従事者への治療啓発を中心に行って参りました。全国規模のWEBセミナーのみならず、地方エリアにおいても本治療に関する医療情報の提供を各地方の医療従事者の方々と一緒に行って参りました。 2023年度には、国内での使用成績調査のデータがまとめられ、本治療の有効性および安全性に関し、エビデンに基づいた原因不明の脳卒中再発予防の治療啓発を行っていくことが重要であると考えております。 そのためにも、今後も日本脳卒中協会と協同して、脳卒中の再発予防を目的とした啓発活動に取り組んで参ります。<2022年度の主な活動>①医療従事者を対象とした活動  脳卒中診療に携わる医療従事者を対象にWEBセミナーを複数回開催しました。11月に行った全国規模のWEBセミナー(図1)においては、850名を越える脳神経内科(約40%)、循環器科(約30%)、脳神経外科(約30%)の多診療科の医療従事者にご参加をいただきました。地方エリアにおいては、埼玉、福岡、山口、沖縄にて各地方の医療従事者の方々とWEBセミナーを行い、エリアに合った医療情報の提供を行いました。協同事業のあゆみ

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