●鹿児島県脳卒中啓発プロジェクトによる啓発を開始(2021年度末まで継続) ●2019年に実施した患者・家族調査に関する報告書を公開の上、 第5回循環器病対策推進協議会に資料として提出 ●循環器病対策推進基本計画閣議決定●日本脳卒中学会と日本循環器学会が「脳卒中と循環器病克服第二次5ヵ年計画」を公表●「脳卒中週間」(5月)を「脳卒中月間」(10月)に変更 ●5支部がWEB開催した市民・患者向け講演会を協会のWEBサイトから オンデマンドで視聴できるように配信 ●厚労省「循環器病に関する普及啓発事業」の一環として、日本脳卒中学会に脳卒中に 関する普及啓発実施が委託され、日本脳卒中学会と日本脳卒中協会が合同で相談支援 動画を制作 ●ピアサポートの場「脳卒中サロン」を脳卒中センターや回復期病院に開設・運営し、 患者・家族の支援体制を向上するための「脳卒中サロンプロジェクト」を開始 ●世界脳卒中デーキャンペーンの一環として、10月29日を中心に11府県18カ所の タワーや建物がライトアップ●12月 超党派「脳卒中・循環器病対策フォローアップ議員連盟」開催●支部体制検討委員会を設置、今後の支部の在り方や活動を検討 ●脳卒中スピーカ―ズバンク事業として、忍たま乱太郎の作者、 尼子騒兵衛氏と主治医の対談動画を作成し公表 ●厚生労働省委託事業として予防啓発動画、相談支援動画を制作 ●前年制作の相談支援動画DVDを脳卒中センター、 回復期リハビリテーション病院に送付 ●脳卒中体験記入選作品集を公共図書館に送付 ●日本脳卒中学会の協力の下、多職種教育セミナー動画の制作・配信を準備 ●脳卒中患者・家族の意見を集約するべく、支部が脳卒中患者・家族からのヒアリングを開始 ●世界脳卒中デーキャンペーンの一環として、10月29日を中心に50カ所のタワーや建物が ライトアップ(10月末まで) 1997年に日本脳卒中協会が発足して、25年が経ちました。発足当時は、文字通り「ゼロからのスタート」でした。けれども、年表としてまとめた、「あゆみ」をあらためて通読してみると、日本脳卒中協会は、保健・医療・福祉関係者、患者・家族、市民、NPO、企業、マスコミ、行政、国会議員の方がたの、多大なるご協力のもと、力強く活動を展開してきたことが実感できます。 以前に、「脳卒中・循環器病対策基本法」が成立すれば、日本脳卒中協会はいらなくなるのではと、訊かれたことがありました。それに対し、今は、自信を持って、NOと答えられます。0から1を生み出し、生み出したものを大きく育て、さらにそれを全国に隈なく広げていくために、これからも、感性、企画力、そして説明力を磨き、全国の同志と力を合わせていきたいと考えています。公益社団法人 日本脳卒中協会副理事長 中山 博文年度年度年度25年を振り返って2020(R2)2021(R3)2022(R4)
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